眼科について

※日曜、祝日、年末年始は休診日になります(緊急時を除く)
※外来診療担当表についてはこちら

1.保険証、各種医療証は来院の都度お持ちください。
※当院では月初めに確認させていただきます。
2.初診、再診受付にご提示ください。
3.保険証・医療証の記載事項(住所・氏名・勤務先等)に変更が生じたときは、
すみやかに各階再診受付へお知らせください。

病院案内

患者さんとの信頼関係に基づいて病院経営の質の向上に努め良質・効果的かつ組織的な医療の提供を通して 社会の健康及び福祉の増進を図ることを使命といたします。

令和4(2022)年1月から手術を始めました。白内障や緑内障、眼瞼の手術をできるように整備致しました。術後早期の頻回通院を避けられるよう、入院での治療を標準にしております。また、抗VEGF療法も行っておりますので、遠くまで通院している方も現在の病院と連携した治療が可能です。

古田実
  • 担当医 古田 実
  • 福島県立医科大学卒
  • 福島県立医科大学 准教授
  • 東京女子医科大学八千代医療センター 准教授を経て
  • 現在,
  • 相馬中央病院 副院長/眼科部長
  • 福島県立医科大学 特任教授
  • 東北大学 非常勤講師
  • 日本眼腫瘍学会 理事長(2017-)
  • The Best Doctors in Japan (2020-)

1)対応できる疾患

白内障
白内障

知らないうちに進んでいたりします。メガネをかけても見えにくい場合には、一度検診にお越しください。通常の白内障手術は2泊3日で行います。日帰り手術や全身麻酔、選定療養の多焦点眼内レンズ(眼内レンズは自費算定)には対応できません。通常の保険診療、局所麻酔のみ対応可能です。
手術方法や注意点は日本眼科医会のWebサイトなどをご参照ください。 https://www.gankaikai.or.jp/health/24/index.html

【ミニ知識】眼内レンズの種類

  • ■単焦点眼内レンズ(保険診療:眼内レンズも保険)
    通常使用される保険適応のレンズで、遠方・近方の一方へ焦点を合わせるため眼鏡が必要になります。術前の生活スタイル(メガネの掛け外し)を大きく変えません。
  • ■多焦点眼内レンズ(選定療養:眼内レンズは自費)
    遠近両用の多焦点眼内レンズが登場し、遠方・(中間)・近方をみる時の、メガネへの依存度を低減させることが可能となりました。しかし、多焦点レンズは全ての方に使用できるわけではありません。精密作業をする仕事等、見え方の質にこだわりが必要な方、術後にメガネをかけることに特に抵抗がない方は単焦点レンズが向いていると考えられます。
緑内障
緑内障

様々な原因が影響し合って、神経障害が生じて視野が狭くなり、進行した場合には生活に支障を来す疾患です。眼底検診を受けなければ早期診断はできません。治療の基本は、眼圧を低下させることです。点眼薬による眼圧下降治療を行いますが、効果が不十分な場合には、眼圧を下げる目的で手術を行います。水晶体が原因で緑内障になっている場合には、水晶体再建術(白内障手術)を行います。眼内の水の流出路自体の障害が原因である場合には、流出路を広げる流出路手術や眼外へのバイパスを作成する濾過手術を行います。眼所見や経過によって適切な術式を選択致します。

黄斑疾患・眼底疾患
黄斑疾患・眼底疾患

黄斑とは、眼底の中心に位置する最も感度の高い領域です。加齢黄斑変性や黄斑浮腫、黄斑円孔など視力低下に直結する疾患が生じます。最新の眼底検査機器を用いて適切に診断致します。手術は対応できる施設へ紹介致しますが、抗VEGF療法やレーザー治療は当科で行うことができます。眼底には多くの疾患が生じますが、中でも糖尿病網膜症の早期発見に力を入れています。

眼瞼の腫脹・腫瘤
眼瞼の腫脹・腫瘤

まぶたは腫れが生じやすい場所です。ものもらい、霰粒腫、様々な原因の皮膚のただれ、腫瘍などを早期に見分けながら最小限で適切な治療を心がけています。保存的な薬物療法などの効果が得られにくい病態に対して、処置や手術での対応も可能です。

乾き目・涙目
乾き目・涙目

相反する症状は、実は表裏一体であったりします。全身疾患、目の表面の問題、まぶたやまつ毛の問題、涙の排出路の問題などを診断し、適切な治療を行います。点眼などの保存療法が有効ではない場合、病態に応じて手術の検討も致します。

眼瞼下垂・眼瞼内反/外反
眼瞼下垂・眼瞼内反/外反

まぶたの形態異常自体は、薬で治すことができません。眼球や視機能に大きな影響を及ぼしている場合、局所麻酔での手術についても検討致します。1泊2日の入院治療を標準としています。当院では保険診療のみ対応可能で、美容形成目的の治療には対応できません。

2)対応できない治療

  • 保険外診療、選定療養、先進医療に該当する治療
  • コンタクトレンズの新規処方と処方箋発行
  • 全身麻酔が必要となる治療
  • 硝子体手術が必要な治療

3)診断と治療をサポートする最新設備

3次元眼底像撮影装置

トプコン社 3次元眼底像撮影装置
DRI OCT Triton plus
赤外レーザー光線で眼底組織の断面、血流、網膜活性を非侵襲的に検査します。

光学式眼軸長測定装置

トーメー社 光学式眼軸長測定装置
OA-2000
赤外レーザー光線で眼球の大きさを従来よりも精密に計測し、白内障手術に用いる眼内レンズの度数を計算します。

眼科用手術顕微鏡

アルコン社 眼科用手術顕微鏡
LuxOR Revalia

超音波白内障手術装置

アルコン社 超音波白内障手術装置
Centurion vison system

スキャンレーザー光凝固装置

ニデック社 スキャンレーザー光凝固装置
YLC-500Vixi
糖尿病網膜症や重症の眼底疾患に用います。従来のものよりも短時間で高出力に設定できるようになり、刺激感を軽減し、治療時間も短縮されます。

屈折度数/眼圧計

ニデック社 屈折度数/眼圧計
TONOREF III
遠視・近視・乱視の計測以外にも、眼圧、老眼の検査や白内障の濁りの定量なども可能です。

携帯型屈折度数計

ニデック社 角膜内皮解析装置
CEM-530 PARACENTRAL
角膜の透明性を維持する細胞の形態を従来よりも高速に高精度に計測します。

携帯型屈折度数計

ウエルチ・アレン社 携帯型屈折度数計
スポットビジョン・スクリーナー
6ヵ月以後の小児から成人まで、携帯型装置で眼の度数と斜視の有無をスクリーニングできます。

前眼部細隙灯顕微鏡

ハーグ・ストレイト社 前眼部細隙灯顕微鏡
900BQ/V LED
眼組織を詳細に観察する生体顕微鏡です。ほぼ全ての患者さんの診察に使います。

超音波画像診断装置

トーメー社 超音波画像診断装置
UD-6000
超音波により、眼内や眼窩内の病変を非侵襲的に検査します。

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    優しく心温まる医療をモットーとして、発展する医療を提供できる病院をめざしています。 皆様の期待にお応え出来るように病院をあげて努力してまいります。

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    相馬中央病院では患者さんひとりひとりが満足できるよう、質の高い医療の提供に努力し、 心から親しまれ、信頼され、患者満足度の高い療養環境作りに取り組んでいます。

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医療法人社団茶畑会 相馬中央病院
〒976-0016
福島県相馬市沖ノ内3-5-18

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