理事長メッセージ

開設以来30年。私どもは、地域の皆様に支えられながら、当地方の地域医療の一端を担わせていただいて参りました。昭和58年の開設時は内科系の有床診療所としてのスタ-トでしたが、その後昭和60年には地域のニ-ズに応える形で病院としての形態をとり、増改築を繰り返しながら今日に至っております。この間の病院運営については、大学病院のご支援やご勤務いただいた先生方、また多くの職員の皆様方のご協力により、地域医療に多少なりとも貢献させていただきながら継続することが出来たものと感謝申し上げます。
しかしながら平成23年3月の東日本大震災と、引き続き発生した原発事故による運営危機は深刻なものでした。災害の混乱の中で地域医療ニ-ズに何とか対応し、地域崩壊を防ぐための幾ばくかの力になり得たのは、厳しい状況下で懸命に頑張った院長以下医療スタッフの努力と、私どもを支えて下さった地域の皆様のお陰によるものと感慨を新たにしております。
今後は震災で得た貴重な経験を基に、新たなテ-マとして取り組むべき放射線対策や震災関連医療などに注力しながら、本来の目的である地域医療への貢献を果たして参りたいと決意しております。皆様のご指導とご支援を切にお願い申し上げます。
—  立谷 秀清